真夜中サンライズ ＃３ 開催を決めた理由

2016年12月3日（土）

久しぶりに真夜中サンライズを開催する事にしました。

理由としては、「自分の中の色んなタイミングが重なったから」

今年の1月。

私が所属する共同企画「HOME PARTY (REARING)」と、shiftのセージさんとNUDEのTZKさんでやってる「Emma」との共同企画をやった際、

東京から遊びに来てくれたsto cosi cosiの吉田さん(Dr)と再会。

吉田さんとは、彼が山形大学工学部に在籍していた時にやっていたインストバンド「あたしもう泣かないわ」の頃からお世話になっていて（この当時私は「時既に遅し」でした）、

卒業後に彼がsto cosi cosiに加入した事を知って、sto cosi cosiを山形で観たいと思っている事、山形にお呼びしたいという旨をこの日改めてお伝えました。

その後、

8月のお盆時期に開催されたNUDE企画「KASI」で、酒田のFRIDAYZ「DO IT」レコ発パーティーでもの凄い衝撃を受ける。

あの日は完全に自分の中で「DO IT再来」を感じた、熱狂の渦にあった一夜だった。

それと同時に「ヤバい」という「焦り」のような感覚がずっと残った。

その時感じた「焦り」の答え合わせをしたのが、その翌週。

東京でwakamiyaのエイタと二人で飲んだ時だった。

結局のところ一番は自分自身の問題で、「自分がどうしたいのか」だろ、と。

エイタに言われた事は「気づいてしまった時点で、やればいい」

とてもシンプルな回答でした。

私は、諸先輩方の存在にいつまでおんぶに抱っこでいる気なのだろう、と。

誰かが何かしてくれるのを待っているだけの自分が恥ずかしく思えた。

無意識下でもそう思っていたって事に、この時初めてハッとしたのでした（遅）

で。

「気づいてしまった」事への自分なりのアンサーが、今回の企画です。

今、自分が活動している山形・米沢で改めて自分がやりたい事を考えたら、

まずは、「知ってもらう選択肢を提示していく」事だなと。

「こんなカッケー音楽がある」、「こんな面白い事やってる人達がいる」

それを知ってもらうキッカケになるイベントをやりたいなと。

theシンプルに。なんかもう原点回帰ですね。笑

ただ、あくまでも「知る」事も、「知らないままでいる」事も、『選択』出来るという事は大事にしたくて。

知っては欲しいけど、知らなくても良いんです。別に知らなくても死にませんし。笑

でも知った上での楽しみ方は知った人にしかわからない。

それが色んな事への「気づくキッカケ」にもなったりする。現に私がそうだったんで。

極論を言えば音楽だけじゃなくて良いんですよ、そこで出会った人・音・映像・空間・食・服・思想なんでも良いんです。

仕事と家の往復だけじゃ触れられなかった「何か」に出会ってもらえたらなって。

（何度も言いますが別に無理やり出会わなくても良いんす笑。そこはむしろ企画側の課題でもあるんで。いかに色んな人に興味を持ってもらえるかって工夫とかね）

て事で、選択肢を提示していくお節介的スタイルな企画をやろうとの結論に達しました。

しかも今回は完全に「DO IT」にスポットを当てた内容の企画をやります。

今年（もう今週末まで迫ってきたけど）、3年ぶりに「DO IT」が開催されます。

過去のDO ITを知っている世代も、知らない世代も今年のDO ITを楽しみにしているなって、色んな場面で感じます。

ただ、HOME PARTYのボス作間さんが開催したDO IT2013から今年までの開催されていなかった間にも、DO ITは続いていたと個人的には思っていて（そう感じたのは最近なのだけれど）、

山形の音楽シーンはずっと在り、その集大成がDO ITだと思うんす（その前に開催されてきたDO ITもそうだったんじゃないかなと思ってます。生意気言ってごめんなさい）

だからこそDO ITは特別なんだと思うんす。

で、そこに至るまで日々行われているライブ、音楽シーンがベースとして在る事が何より重要なんだと。

だから今年酒田で行われるDO ITが、本当に楽しみなのです。ワクワクというよりゾクゾクする感じで。

だって今の山形で酒田が一番熱いってガチで思ってるから。

今回の「真夜中サンライズ #3」では、そんなDO ITの流れを汲んだイベントにしようと思っていて、

「DO IT」とはそもそもどんなイベントで、どんな経緯で誕生したのか。

過去開催されたDO ITはどんな内容だったのか等、「DO ITの紹介」を盛り込んだ内容を考えています。

もちろん、出演して下さる方々も「私の考えるDO ITな方々」です。

色んな思いがあってこの方々にオファーさせて頂きました（この思いはまたどこかで追々書きます）

まぁ、アレです。

さんざん「知る選択肢の提示」とか偉そうな事言いましたけど、結局一番は私が知りたいんです。笑

だって、あの時と今とでは見え方も感じ方も変わっているし、状況も全然違う。

自分の知らなかった時間に触れて、自分の中の答え合わせをしつつ、さてこれからどうするか。

とりあえずまとまらないんですけど、そんな感じ。温故知新す。

企画に盛り込んだ具体的な中身に関しては、大分長くなったので後日紹介していきます。