真夜中サンライズ#5 出店&ZINE
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2017.6.18(sun)
真夜中サンライズ#5@米沢LIVE-ARB
当日出店して頂いた
『COFFEE AND CASSETTES』、
『cafe ARB(ミナちゃん)』、
ありがとう御座いました。
今回の記事では、当日出店して頂いたコヒカセとcafe ARBについて、
当日入場者特典で無料配布したZINE『Do It Together #3』について記録します。
【COFFEE AND CASSETTES】
当日配布したZINEにも掲載させて頂きましたが、改めてコヒカセの紹介から。
大好きなゾンフォーことZOMBIE FOREVERの森社長が始めた『COFFEE AND CASSETTES』
CDの売れないこんな時代、こんな時代だからこそ、あえてカセットテープ。
今の若い世代には、もしかしたらカセットデッキないしカセットプレーヤーを使った事がない人も多いかも知れない。
カセットテープでの量産はとても根気のいる作業。
録音時間を確認しA面に録音、その後ひっくり返してB面に録音、最後に確認して…(あぁ…あたしも小中学生の頃やってたなぁ~。よく折角録音したテープに上書きしてぐはぁ…なんて事もやったなぁ~(遠い目)
鈴木工場長、いつもありがとう御座います)
作り手が手間を惜しまず作り、聴き手もまた手元にカセットデッキないしプレーヤーが無ければ聴けない、今の時代に完全に逆行したスタイルだと思う。
ネットの普及で、音楽も現場からYouTube、CDからダウンロードの時代になってきている。
(※一つ誤解のないように。
発信するツールに対してああだこうだと言っているのではありません。便利になっての利点もたくさんあるし、私も活用出来るツールは大いに活用しておりますので笑)
詰まるところ、何が言いたいかって。
森さんが手間を掛けてでも聴いて欲しいその全てが、コヒカセセレクトのカセットテープには詰め込まれているという事。
不自由さ(程度は人それぞれですが)すら飛び越えて、聴きたい、聴いてみたいそんな音を届けている。
先にもちょっと触れましたが、発信するツールの話がしたい訳ではなくて、一番は「そのツール(カセットテープ)を用いた理由・こだわりが見える」、それって音楽を発信・受信する上で、実はとても大切な事だと思うのです。
それが自然に伝わるのがベストですし、何でも説明してしまいがちな自分としては、ただただ脱帽なわけで。
言葉以上の説得力は、重ねてきた時間の中で生まれ、育ち、伝わるものだから。
安心して、委ねて欲しいです。
もちろんカセットならではの味も堪能して欲しい。
今月末リリースされる、あぶらすまし『許してやりなよ』、
4月にリリースされた、マルチ放電『生命線』、
この他のオススメしたい作品については、配布したZINEにも掲載しておりますので、ゾンフォーのweb内にあるコヒカセページと併せてご覧頂ければと思います。
またカセットテープ以外にも、コヒカセには美味しい珈琲もあります。
6/18の本企画では、ホットとアイス両方の珈琲を出店して頂きました。
私はアイスコーヒーを頂いたのですが、アイスコーヒーならではの苦味、でも飲みやすくてついついグビグビ飲んでしまう、最後まで飽きのこない魅惑のアイスコーヒー。
それをライブを観ながら頂ける。最高じゃないですか、最高です。
作品によっては、カセットテープにコヒカセブレンドの珈琲豆も付いてくるものもあるので、お家で飲まれる方は是非飲んでみて下さい。
森さんのこだわり、ライフスタイルがじんわりと流れてくるはずです。
あと最後にもう一つ。
今年の12月から森さんが秋田市で『のら珈琲』という珈琲×カセットテープのお店を新たに始められるそうです。
秋田…。
縁あって行く機会に恵まれそうなので、私もオープンしたら是非お邪魔させて頂こうと思っております。
皆さんも是非チェックして、足を運んでみて下さい。
【cafe ARB ミナちゃんバーガー】
真夜中サンライズ=ミナちゃんご飯
もうこの企画には欠かせない大切な相棒的存在。それが我らがミナちゃんの美味しいfood。
ちなみに今回は照り焼きベーコンチーズバーガー(¥500)でした!!
…ネーミングからして魅力的過ぎる。
前回配布したZINEでもミナちゃんのfoodについて触れているのですが、
ミナちゃんにfood出店をしてもらうようになってから、イベントの雰囲気が柔らかくなったように感じています。
あまり馴染みのない人にとっては敷居の高いライブハウス。
そんな不安を溶かしてくれる心のこもった美味しいfood。
お腹も心も満たされる事間違いなし。
(ていうかコスパメチャクチャ良過ぎて毎回ドヒャーですドヒャー!
ミナちゃんバーガーはデカい!美味い!なのにワンコイン!の三拍子揃ったコスパ抜群バーガーです。パーフェクト!!)
きっと次回も出店して頂くので、どうぞお楽しみに◎(私ももちろん楽しみ✌︎)
ちなみにcafe ARBは、ランチ~夜はBar営業までやっています。是非遊びに行ってみて下さい。
※ミナちゃんは日曜日の夜Barと、月曜日のランチ担当。
【入場者特典のZINEについて】
Do It Togetherも今回でついに3冊目。
毎回スペシャルな方々からご寄稿して頂き、手にした方からもたくさんの反応を頂いております。
今回は出演して頂いたto overflow evidence(Vo)後藤さんと、
FRIDAYZ(Vo)ケンタさん、
そしてずっとお話をお聞きしたかったshift(Gt/Vo)船山さんに、
『この地で鳴らす』というテーマからさまざまな質問にお答え頂きました。
その全貌はZINEを手にした人のみぞ知る、ですね。ふふふ。
今回のテーマを『この地で鳴らす』にした理由は、ご寄稿して頂く方々を考えた時に自然と浮かんできたテーマでした。
3名共、各々の土地でフェスを主催しているという事。
何よりずっと最前線で音を鳴らし続けてきた方々という共通点があったから。
先にも触れた「不自由さ」なんて、彼らには通じない。
それすらも楽しめてしまえる位、彼らは続けてきたのだ。
それが何よりもの説得力になってる。
いつだって彼らの行動、思想、音に背中を押される(というよりもバシッとされる)
また、今回ご寄稿して頂くのにあたり、shift船山さんと直接お話させて頂いたのですが、
その際船山さんに「どんな風にやっていけば船山さんのような考えにたどり着くのか」みたいな事をお聞きしたのです。
そしたら船山さんからこんな素敵な言葉を聞かせてもらいました。
「10人先の人を幸せにする事は難しいけど、まずは自分の隣の人(家族や友人)を幸せにする事を考える。その人達をどうやったら楽しませられるかを真剣に。
それがその人達の隣に、また隣に。そうやって伝染していけば、10人先の人達にも伝わる。
そう考えてやってる。それだけだよ。」
単純なようで、とても深い言葉。
難しく考えないで、やりたいと思ったらまずは声に出してみる。で、やる。
あーこれって前にwakamiyaエイタにも言われたっけ…。
色々勝手に絡まっていた事が緩んだ、そんな言葉でした。
ZINEの表紙を今回は「水」で表現しました。
グラスから溢れ出る水。
水は「生命の源」、そして「再生の中心」の象徴。
型にはまらず、収まらず、新たに生み出す力強さ、その中心に在る方々を思ってこの表紙に決めました。
最初は「不変」の象徴である「月」の写真をと思っていたのですが、
今回ご寄稿して頂いた方々は変わらぬものを持ちながらも、常に変化し続けている方々だと思ったので、入稿ギリギリで変更しました。
ちなみに使う予定だった写真がこちら。
あべあいこに提供して頂いた美しい一枚。
とっても素敵な写真なので、次回の企画開催が決まるまでの間、TOPページにて使わせて頂こうと思います。
(ちなみに…。同じような構図で撮ろうとしたけど、こんな素敵な写真にあたしでは全然ならなかった)
写真はその人の内面を写すって本当だ。
ちなみに1冊目の表紙は「ゲート」、
2冊目は「炎」、
どちらもご寄稿して頂いた方々と寄稿文のテーマをイメージして選びました。
次回はどんな内容になるか、表紙も併せて楽しみにしていて頂けると嬉しいです。
真夜中サンライズの次回開催についてはまだ未定です。
が、次回のプランも画策中ではあります。
時期をみて進めて参りますので、またこの企画名を目や耳にした際はよろしくお願いします。
種をまく人、
水を与える人、
花を咲かす人、
気付きのタイミングなんていうのは本当人それぞれで、
あたしは何度も見落とし腐らせてしまった。
だけど気付いた時からスタートしても、気付けた事で築けるものもある。
そんな人が一人でも増えたなら。
Do It Together.
ではまた、日々のライブハウスでお会いしましょう。
真夜中サンライズ 主催
大坂谷 友紀
※2017.6に入籍して佐藤から大坂谷になりました。
ちなみにZINEの記事を書いた時は5月だったので、佐藤のままとなっておりますね。
ご報告までに。
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